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2019/05/09 10:54

本土株:上海総合は0.3%安で続落、深センB株は0.4%安 無料記事

 9日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比9.11ポイント(0.31%)安の2884.65ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.42ポイント(0.14%)安の294.37ポイント、深センB株指数が3.92ポイント(0.40%)安の964.38ポイントで推移している。
 米中通商協議の再開を9日に控え、様子見ムードが漂う流れ。トランプ米大統領は通商交渉を楽観する発言をしているものの、米通商代表部(USTR)は「2000億米ドル相当の中国製品に対する関税を10%→25%に引き上げる」措置に関し、「10日の午前0時1分(日本時間で午後1時1分)に実施する」と官報で正式に通知した。これに対して中国商務部は、「米側が関税を引き上げた場合、必要な反撃措置を取らざるを得ない」と応じている。協議の結果を見極めたいとするスタンスが強まった。
 主要銘柄の値下がり率は、万華化学集団(600309/SH)が3.1%、中信建投証券(601066/SH)が1.6%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.4%、中国平安保険(601318/SH)が1.1%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.0%、招商銀行(600036/SH)が0.9%など。


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