国内外の有名ファッションブランドや大手自動車メーカーが新商品を初披露する場所として、上海市を選ぶケースが急増している。上海市商務委員会によれば、2017年に国内に先がけて、上海で先行発表された商品は計1265件で全国トップだった。今年は年初から10月時点で、すでに2890件と前年の2倍を超えた。解放日報が24日付で伝えた。
　内外ブランドが競って上海で、商品を発表する背景には、世界有名ブランドの9割が上海に拠点を置いており、同市は海外ブランドによる中国初進出の地として需要が大きいことがある。また上海の消費者は質の高い商品を好み、流行に敏感とされる。　今年1〜10月に上海の小売売上高は前年同期比8％増。アパレル製品の小売総額は全国の約2割、化粧品は4分の1、スマートフォン・通信機器は7分の1を占めている。


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