14日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比12.03ポイント（0.41％）安の2891.68ポイントと続落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が1.21ポイント（0.41％）安の295.04ポイント、深センB株指数が4.27ポイント（0.44％）安の958.64ポイントで推移している。
　米中貿易戦争の警戒感が強まる流れ。中国製品に対する追加関税を米国が引き上げたことの報復措置として、中国は13日、600億米ドル相当の米国製について、追加関税の引き上げを発表した。また、米政権は13日、「携帯電話など約3000億米ドル分の中国製品に、最大で25％の関税を課す」とした制裁関税「第4弾」の実施を正式に表明している。
　主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.5％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.4％、中国国際航空(601111/SH)が1.4％、上海国際機場（600009/SH)が1.2％、中国国旅（601888/SH）が1.1％、中国人民保険集団（601319/SH）が1.0％など。


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