28日の本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.28ポイント（0.06％）高の3611.13ポイントと小幅ながら5日続伸している。
　資金流入の加速期待が引き続き支え。本土・香港間の相互取引スキームを通じた売買では、本土株の買い越しが27日も続いた。人民元高も進行。上海外国為替市場では、対米ドルの人民元が約3年ぶりの元高水準で推移している。このところの上昇を受け、上海総合指数は小安くスタートしたものの、下値は堅く、ほどなくプラスに転じた。
　主要銘柄の値上がり率は、興業証券（601377/SH）が7.5％、江西銅業（600362/SH）が3.3％、中遠海運HD（601919/SH）が2.7％、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.1％、中国郵政儲蓄銀行（601658/SH）が1.7％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.47ポイント（0.19％）高の249.76ポイント、深センB株指数が3.33ポイント（0.29％）高の1153.29ポイントで推移している。


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