10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比23.22ポイント（0.76％）安の3024.95ポイントと3日続落している。
　前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国国内では新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、経済活動の停滞が危惧されている。当局は新型コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を堅持しているだけに、行動抑制などの防疫措置も各地で強化された。
　主要銘柄の値下がり率は、中国神華能源（601088/SH）が3.4％、中国石油天然気（601857/SH）が1.8％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.7％、貴州茅台酒（600519/SH）が1.3％、中国平安保険（601318/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.30ポイント（0.45％）安の289.45ポイント、深センB株指数が3.79ポイント（0.34％）安の1113.13ポイントで推移している。


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