16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.10ポイント（0.09％）安の3307.64ポイントと小反落している。
　指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では本日の取引時間中（日本時間11時ごろ）に、今年4月の各種経済統計（小売売上高や鉱工業生産など）が発表される予定だ。事前のコンセンサス予想では、3月実績から改善が見込まれているものの、これまでに報告された4月の経済指標は景気鈍化を示唆する内容だっただけに、投資家に慎重スタンスが広がっている。
　主要銘柄の値下がり率は、華電国際電力（600027/SH）が2.6％、中国人寿保険（601628/SH）が1.9％、三六零安全科技（601360/SH）が1.5％、北京同仁堂（600085/SH）が1.2％、青島ビール（600600/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.10ポイント（0.03％）高の290.04ポイント、深センB株指数が1.01ポイント（0.08％）高の1188.36ポイントで推移している。


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