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2023/01/26 10:40

続伸、ハンセンは377ポイント高 無料記事

ハンセン指数          22421.82 +377.17 +1.71%
中国本土株指数(旧H株指数) 7624.77 +141.19 +1.89%
H科技(テック)指数      4689.63 +120.80 +2.64%

 春節(旧正月)連休明け26日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。内外環境の改善が投資家心理を上向かせる流れ。海外では金融引き締めの警戒感が薄らいでいる。米国では一部経済指標の下振れや、主力企業の業績不安などを背景に、米連邦準備理事会(FRB)は利上げペースを落とすとの見方が強まる状況だ。ほか、カナダ銀行(中央銀行)は25日、政策金利を0.25%引き上げた上で、これまでの累積利上げの効果を見極めるため、利上げ一時停止の可能性を示している。中国国内では、経済回復の期待が高まる状況だ。先週末からの春節期間では、消費活動が活況だと伝わっている。また、新型コロナウイルス感染に関しては、すでにピークを打ったとの見方だ。
 主要銘柄の値上がり率は、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー:2382/HK)が5.3%、海爾智家(ハイアール・スマート・ホーム:6690/HK)が4.7%、招商銀行(チャイナ・マーチャンツ・バンク:3968/HK)が4.4%、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が4.4%、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が3.4%など。
 一方、本土市場は今週いっぱい、春節で休場となる(週明け30日に取引を再開)。


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