17日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比17.47ポイント（0.54％）高の3244.36ポイントと反発している。
　外部環境の改善で買いが先行する流れ。欧米の金融システム不安がひとまず後退し、投資家に買い安心感が広がった。先ごろ公表された1〜2月の各種経済統計が概ね良好だったことや、16日発表された主要70都市の新築住宅価格が上向いていることなども改めて材料視されている。中国景気の持ち直しが期待された。
　主要銘柄の値上がり率は、宝山鋼鉄（600019/SH）が1.9％、三一重工（600031/SH）が1.6％、中国平安保険（601318/SH）が1.6％、中国石油天然気（601857/SH）が1.3％、格力地産（600185/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.75ポイント（0.60％）高の291.52ポイント、深センB株指数が8.07ポイント（0.69％）高の1176.29ポイントで推移している。


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