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2022/11/30 10:58

本土株:上海総合は0.2%安で反落、深センB株は0.1%安 無料記事

 30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.96ポイント(0.22%)安の3142.79ポイントと反落している。
 中国景気の先行き不安が重しとなる流れ。寄り付き直後に公表された11月の中国製造業PMIは48.0となり、予想(49.0)以上に前月(49.2)から下降した。
 ただ、下値は限定的。「指標悪化は経済対策につながる」との見方が広がっている。また、新型コロナウイルス感染の防疫措置を巡る懸念もやや後退。中国の関係部局は昨日引け後に記者会見し、無秩序な防疫措置は是正する必要があり、措置の微調整は続けると強調した。徐々に規制が緩和されると期待されている。
 主要銘柄の値下がり率は、保利地産(600048/SH)が2.8%、中国交通建設(601800/SH)が2.3%、万華化学集団(600309/SH)が1.6%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.5%、招商銀行(600036/SH)が1.3%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.02ポイント(0.01%)安の291.61ポイント、深センB株指数が0.84ポイント(0.07%)安の1137.30ポイントで推移している。


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