春節（旧正月）連休明け30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.69ポイント（1.15％）高の3302.50ポイントと4日続伸している。
　経済対策の期待感が投資家心理を上向かせる流れ。中国国務院（内閣に相当）は28日の常務会議で、「中国経済の着実な回復を後押しするため、消費促進策の完全な実行が必要」だとの認識が示された。地方政府は春節（旧正月）明けに、相次ぎ大規模な景気対策を発表している。また、連休中の消費活動が活発化する中、国内景気の早期持ち直しも期待された。
　主要銘柄の値上がり率は、長城汽車（601633/SH）が5.1％、招商銀行（600036/SH）が3.6％、中国平安保険（601318/SH）が2.1％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が2.1％、貴州茅台酒（600519/SH）が1.7％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.31ポイント（0.44％）高の301.50ポイント、深センB株指数が12.96ポイント（1.06％）高の1234.73ポイントで推移している。


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