19日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.74ポイント（0.09％）安の3027.51ポイントと反落している。
　人民元安の警戒感が重しとなる流れ。中国人民銀行（中央銀行）は19日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を再び元安方向に設定した。外国為替市場では、対米ドルの人民元が元安で推移している。また、中国と西側諸国の対立も不安材料としてくすぶる状況だ。
　主要銘柄の値下がり率は、海爾智家（600690/SH）が2.0％、隆基緑能科技（601012/SH）が1.3％、中国南方航空（600029/SH）が1.3％、海通証券（600837/SH）が1.2％、三一重工（600031/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.95ポイント（0.40％）高の236.01ポイント、深センB株指数が2.40ポイント（0.21％）高の1125.86ポイントで推移している。


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