7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.54ポイント（0.18％）高の3054.33ポイントと3日ぶりに反発している。
　自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ下げ基調を強め、足元では4月24日以来の安値を切り下げていた。米利下げ観測も支え。人民元安進行の警戒感が薄らぐ状況だ。ただ、上値は重い。米中の指標発表が気がかり材料。米国では今夜、米金融政策を左右する5月の雇用統計、中国では本日、5月の貿易統計が公表される予定だ。
　主要銘柄の値上がり率は、洛陽モリブデン（603993/SH）が2.2％、中国海洋石油（600938/SH）が1.7％、上海電気集団（601727/SH）が1.3％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.0％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.54ポイント（0.67％）高の229.82ポイント、深センB株指数が1.67ポイント（0.15％）高の1113.50ポイントで推移している。


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