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2024/09/30 10:44

続伸、ハンセンは614ポイント高 無料記事

ハンセン指数           21246.09 +613.79 +2.97%
中国本土株指数(旧H株指数) 7531.50 +231.60 +3.17%
H科技(テック)指数       4687.27 +229.52 +5.15%

 週明け30日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が5日続伸している。前週の好地合いを継ぐ流れ。中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成のため、景気支援策を相次ぎ打ち出している。直近では、中国人民銀行(中央銀行)が29日、住宅ローン金利の変更を柔軟にすると公表した。また、広州市政府は29日、住宅購入の規制を全て撤廃すると発表。上海市や深セン市なども規制を緩和している。そのほか、米インフレ鈍化で米利下げ継続の見方が強まっていることもプラス材料だ。
 一方、寄り付き直後に中国国家統計局が公表した9月の購買担当者景気指数(PMI)は、製造業PMIが49.8となり予想(49.4)を上回る半面、非製造業PMIは50.0と予想(50.4)を下回った。相場に与える影響は限定されている。
 主要銘柄の値上がり率は、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が15.7%、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ:101/HK)が11.8%、信義玻璃HD(信義ガラス:868/HK)が10.6%、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック:2359/HK)が10.2%、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド:1109/HK)が9.7%など。


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