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2025/06/26 10:57

本土株:上海総合は0.2%安で4日ぶり反落、上海B株は0.05%高 無料記事

 26日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.87ポイント(0.20%)安の3449.11ポイントと4日ぶりに反落している。
 利益確定売りが先行する流れ。上海総合指数は前日、昨年12月12日以来、約6カ月半ぶりの高値水準を回復していた。指標発表前に様子見ムードも漂う。中国ではあす27日に5月の工業企業利益、30日に6月の製造業PMIと非製造業PMI(国家統計局による)が公表される予定だ。
 ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が続いている。25日開幕した世界経済フォーラム(WEF)の夏季ダボス会議で李強・首相が演説し、中国は消費主導型経済への転換を図り、超大型の消費市場を構築すると述べた。それより先、中国の金融6部門が共同で24日、金融支援で消費を刺激する方針を明らかにしている。
 主要銘柄の値下がり率は、浙江中国小商品城集団(600415/SH)が2.7%、国泰海通証券(601211/SH)が1.6%、東鵬飲料(605499/SH)が1.4%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.1%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.12ポイント(0.05%)高の259.09ポイント、深センB株指数が3.86ポイント(0.32%)高の1196.96ポイントで推移している。


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