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2025/03/10 11:01

本土株:上海総合は0.1%安で続落、深センB株は0.01%高 無料記事

 週明け10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.18ポイント(0.09%)安の3369.36ポイントと続落している。
 中国のデフレが警戒される流れ。9日に公表された2月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.7%となり、昨年1月以来のマイナスに転じている。生産者物価指数(PPI)はマイナス2.2%。下落率は前月実績(2.3%)を下回ったが、市場予想(2.1%)以上だった。一部のアナリストは、内需は依然として弱く、中国のデフレ圧力はこれからも続くとの見方を示している。ただ、下値は限定的。中国の景気鈍化やデフレが不安視される中、当局は追加の景気浮揚策を打ち出すとの見方が強まっている。
 主要銘柄の値下がり率は、東鵬飲料集団(605499/SH)が1.9%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が1.7%、中国人寿保険(601628/SH)が1.6%、中国電信(601728/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.04ポイント(0.01%)高の265.83ポイント、深センB株指数が0.09ポイント(0.01%)高の1213.62ポイントで推移している。


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