6日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.26ポイント（0.07％）安の3381.84ポイントと4日ぶりに反落している。
　投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。指標発表が気がかりだ。米国では6日に5月の雇用統計、中国では週明け9日に5月の物価と貿易の統計が公表される。内容を見極めたいとするスタンスが広がった。ただ、下値は限定的。貿易問題を巡る米中協議の進展が期待されている。トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席は5日に電話会談を実施。トランプ氏は自身のSNSに、「非常に良い会談だった」と投稿し、近く高官レベルの通商協議を再開すると述べた。
　主要銘柄の値下がり率は、中国光大証券（601788/SH）が2.7％、聞泰科技（600745/SH）が2.4％、杭州鋼鉄（600126/SH）が2.1％、青島ビール（600600/SH）が1.6％、上海農村商業銀行（601825/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.47ポイント（2.10％）安の254.82ポイント、深センB株指数が0.55ポイント（0.05％）安の1191.57ポイントで推移している。


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