20日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.76ポイント（0.23％）高の3375.34ポイントと続伸している。
　中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国景気の鈍化懸念がくすぶる中、当局は景気支援のスタンスを強めるとの見方が広がっている。
　なお、寄り付き前に発表された最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.10→3.00％（予想は3.00％）、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが3.60→3.50％（予想は3.50％）に引き下げられた。
　主要銘柄の値上がり率は、東鵬飲料（605499/SH）が1.6％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.5％、中国太平洋保険（601601/SH）が1.5％、招商銀行（600036/SH）が1.4％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.08ポイント（0.03％）高の259.70ポイント、深センB株指数が2.22ポイント（0.19％）高の1192.23ポイントで推移している。


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