6日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.02ポイント（0.30％）高の3351.98ポイントと3日続伸している。
　前日までの好地合いを次ぐ流れ。中国経済対策の期待感が支えだ。中国では5日、各種政策を決定する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）が開幕。李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、消費を押し上げ、内需を拡大させることが重点項目に挙げられた。また、不動産・株式市場の健全な発展に注力するほか、AI（人工知能）技術の活用を通じ、各産業分野でイノベーションを進めることにも言及している。
　主要銘柄の値上がり率は、華勤技術（603296/SH）が4.3％、賽力斯集団（601127/SH）が4.1％、薬明康徳（603259/SH）が2.5％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.2％、中国電信（601728/SH）が1.9％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.22ポイント（0.08％）高の264.16ポイント、深センB株指数が1.83ポイント（0.15％）高の1220.37ポイントで推移している。


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