2025/03/11 10:57
本土株:上海総合は0.7%安で3日続落、深センB株は0.9%安 
11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比22.13ポイント(0.66%)安の3344.03ポイントと3日続落している。
投資家のリスク回避スタンスが強まる流れ。中国のデフレ圧力や、貿易戦争のエスカレートが不安視されている。昨夜の欧米市場や、香港も含むこの日のアジア市場で、主要株価指数が軒並み下落していることもマイナス材料だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が相場を下支えしている。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)はきょう11日に閉幕し、今年の成長目標「5%前後」とすることや、対GDP財政赤字比率を4%に引き上げる(昨年は3%)ことなどが承認される見込みだ。景気浮揚のため、積極的な財政出動で、内需を拡大する方針が示されている。
主要銘柄の値下がり率は、上海汽車集団(600104/SH)が2.1%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.6%、中国人寿保険(601628/SH)が1.4%、中国中車(601766/SH)が1.3%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.35ポイント(0.50%)安の265.62ポイント、深センB株指数が10.26ポイント(0.85%)安の1199.32ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
投資家のリスク回避スタンスが強まる流れ。中国のデフレ圧力や、貿易戦争のエスカレートが不安視されている。昨夜の欧米市場や、香港も含むこの日のアジア市場で、主要株価指数が軒並み下落していることもマイナス材料だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が相場を下支えしている。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)はきょう11日に閉幕し、今年の成長目標「5%前後」とすることや、対GDP財政赤字比率を4%に引き上げる(昨年は3%)ことなどが承認される見込みだ。景気浮揚のため、積極的な財政出動で、内需を拡大する方針が示されている。
主要銘柄の値下がり率は、上海汽車集団(600104/SH)が2.1%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.6%、中国人寿保険(601628/SH)が1.4%、中国中車(601766/SH)が1.3%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.35ポイント(0.50%)安の265.62ポイント、深センB株指数が10.26ポイント(0.85%)安の1199.32ポイントで推移している。
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