ハンセン指数 　 　 　　　　　　23301.31 -482.18 -2.03％
中国本土株指数（旧H株指数） 8572.75 -152.26 -1.75％
H科技（テック）指数 　　　　　 5763.01 -122.48 -2.08％

　11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。世界株安の連鎖が懸念される流れ。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争のエスカレートが不安視される中、昨夜の欧米市場では主要株価指数が全面安の商状だった。米国市場のナスダック指数は4.0％安と急反落し、約6カ月ぶりの安値を付けている。米経済の先行きも不安視。トランプ米大統領は米メディアのインタビューで米経済のリセッション（景気後退）入りする可能性を問われた際、その可能性を排除しなかった。また、2月の中国物価統計の結果を受け、デフレ圧力の高まりが意識されたことも引き続き重しとなっている。
　主要銘柄の値下がり率は、華潤万象生活(チャイナ・リソーシズ・ミックスシー・ライフスタイル・サービシズ：1209/HK)が5.3％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が3.9％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が3.9％、李寧(リーニン：2331/HK)が3.5％、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が3.5％など。ハンセン指数の構成銘柄は全面安で推移している。


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