ハンセン指数 　 　 　　　　　　23546.25 -94.40 -0.40％
中国本土株指数（旧H株指数） 8544.29 -48.78 -0.57％
H科技（テック）指数 　　　　　 5329.79 -52.02 -0.97％

　15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。米長期金利の上昇が嫌気される流れ。14日の米債券市場では、米10年債利回りの上昇が続き（債券価格は下落）、4月11日以来の高水準を付けている。米中が一部関税の90日間一時停止で合意し、米景気懸念が薄らぐ中、連邦準備制度理事会（FRB）が利下げを先送りするとの見方が広がっている。また、インフレが加速するとの警戒感も金利上昇圧力を高める一因だ。
　内部環境もやや不透明。14日発表の4月金融統計では、人民元建て新規融資が市場予想を下回った。また、週明け19日には、4月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。トランプ関税の影響が気がかりだ。
　主要銘柄の値上下がり率は、中国平安保険(ピンアン・インシュアランス(グループ)チャイナ：2318/HK)が3.6％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が3.3％、周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ：1929/HK)が2.6％、聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)が2.4％、京東健康(JDヘルス・インターナショナル：6618/HK)が1.5％など。


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