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2025/05/30 10:57

本土株:上海総合は0.2%安で反落、深センB株も0.2%安 無料記事

 30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.08ポイント(0.15%)安の3358.37ポイントと反落している。
 指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では週末のあす31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される。最新の市場コンセンサス予想では、製造業PMIが4月の49.0→49.5、非製造業PMIが50.4→50.6に上向く見通しだが、これまでに発表された5月の経済統計では、小売が市場予想を下回り、不動産関連の悪化が続くなど総じて弱いものだった。米関税政策を巡る不透明感も重し。米連邦控訴裁判所は5月29日、トランプ大統領の関税措置の大部分を無効とした下級審判決の執行を一時停止すると発表した。トランプ政権が緊急で申し立てた要請を認めた形で、控訴審の審理が続く間、関税措置が維持される。
 主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が2.9%、万華化学集団(600309/SH)が2.5%、通威(600438/SH)が1.5%、上海電気集団(601727/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.64ポイント(0.25%)高の261.21ポイント、深センB株指数が2.88ポイント(0.24%)安の1200.92ポイントで推移している。


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