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2025/04/02 13:33

香港前場:ハンセン0.1%高で続伸、上海総合は0.2%上昇 無料記事

 2日前場の香港マーケットは、主要83銘柄で構成されるハンセン指数が前日比14.99ポイント(0.06%)高の23221.83ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が1.15ポイント(0.11%)高の8538.49ポイントと続伸した。売買代金は1302億2300万香港ドルとなっている(1日前場は1264億4490万香港ドル)。
 中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。外電は2日、「中国人民銀行(中央銀行)は早ければ4月内にも、預金準備率を引き下げる」とするエコノミスト調査の結果を報じている。また、前日までに官民が公表した3月の景況感指数が予想を上回り、改善が継続したことも好材料だ。米関税政策の不透明感で売り先行したものの、下値は堅く、指数は程なくプラスに転じている。トランプ米大統領は2日(日本時間3日早朝)、貿易相手国に同水準の関税を課す「相互関税」についての詳細を発表する予定だ。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、宝飾小売チェーン大手の周大福珠宝(1929/HK)が5.5%高、光学部品OEMメーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が4.1%高、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が3.5%高と上げが目立った。吉利については、3月販売が前年同月比で54%増加し、25カ月連続でプラス成長したことも好感されている。
 セクター別では、半導体やクラウド、スマートドライブなどハイテクが高い。上海復旦微電子集団(1385/HK)が6.5%、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が5.5%、金山雲HD(3896/HK)が5.9%、万国数拠HD(9698/HK)が5.1%、速騰聚創科技(2498/HK)が7.0%、知行汽車科技(蘇州)(1274/HK)が2.8%ずつ上昇した。テック銘柄に買いが広がる中、ハンセン科技(テック)指数は0.6%高と他の主要指数をアウトパフォームしている。
 スマートフォン部材・組立の銘柄群もしっかり。舜宇のほか、丘タイ科技(1478/HK)が3.5%高、瑞声科技HD(2018/HK)が2.3%高、比亜迪電子(BYDエレクトロニック:285/HK)が2.3%高で引けた。
 メディカル関連(医療機器・製薬)の一角も物色される。コン博医療HD(2216/HK)が8.5%高、上海微創医療機器人集団(2252/HK)が5.4%高、微創医療科学(853/HK)が3.6%高、中国生物製薬(1177/HK)が2.3%高、信達生物製薬(1801/HK)が1.7%高、四環医薬HD集団(460/HK)が1.6%高と値を上げた。
 半面、産金セクターはさえない。霊宝黄金(3330/HK)が4.0%、招金鉱業(1818/HK)が2.1%、中国黄金国際資源(2099/HK)と紫金鉱業集団(2899/HK)がそろって1.6%ずつ下落した。
 他の個別株動向では、モバイル端末・自動車メーカーの小米集団(1810/HK)が0.9%安と続落(前日は5.5%安)。同社の電気自動車(EV)に対する安全性懸念が引き続き売り材料視された。自社初EVの「SU7」が高速道路で事故を起こし、3人が死亡したとの情報が伝わっている。
 本土マーケットも続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.24%高の3356.41ポイントで前場取引を終了した。金融が高い。医薬、自動車、ハイテク、運輸なども買われた。半面、公益は安い。資源・素材、軍需産業、不動産も売られた。



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