週明け28日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.40ポイント（0.38％）安の3282.66ポイントと続落している。
　投資家の慎重スタンスが継続する流れ。トランプ米大統領は米メディアのインタビューで「中国の習近平・国家主席から電話があった」と発言し、交渉が進んでいることを強調したが、中国側は「米国とはいかなる交渉もしていない」と否定している。米中の通商摩擦が緩和に向かうとの期待はあるが、交渉が難航するとのも方も根強い状況だ。
　主要銘柄の値下がり率は、中国神華能源（601088/SH）が3.2％、保利発展控股集団（600048/SH）が3.2％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が2.2％、中国平安保険（601318/SH）が1.4％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.74ポイント（0.68％）安の254.42ポイント、深センB株指数が2.38ポイント（0.20％）高の1178.62ポイントで推移している。


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