25日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.15ポイント（0.07％）高の3299.43ポイントと続伸している。
　投資家心理がやや上向く流れ。米中対立の過度な警戒感がひとまず和らいでいる。中国当局は協議をした事実はないと否定したものの、トランプ米大統領は24日、通商問題で中国との交渉は進行中だと改めて強調した。双方の見解に相違はあるものの、米政権の対中強硬路線が後退しつつあるとの見方が広がっている。ただ、協議の先行き不透明感も根強く、上値は限定された。
　主要銘柄の値上がり率は、海瀾之家（600398/SH）が2.7％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.0％、万華化学集団（600309/SH）が1.9％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.3％、上海電気集団（601727/SH）が1.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.65ポイント（0.25％）高の255.48ポイント、深センB株指数が3.85ポイント（0.33％）安の1170.41ポイントで推移している。


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