2025/04/10 11:00
本土株:上海総合は0.6%高で3日続伸、上海B株は1.4%高 
10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比20.54ポイント(0.64%)高の3207.35ポイントと3日続伸している。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が引き続き支えとなっている。李強・首相は9日、外的要因で中国経済の安定運営に逆風が吹く中、積極的な経済政策の必要性を強調した。足元では当局が株価対策を矢継ぎ早に発表。預金準備率や金利の引き下げなど、金融緩和が早期に実施されるとの観測も高まっている。米中の関税応酬に歯止めがかからない中、経済的なつながりを分断する「デカップリング」が警戒されるものの、かえって当局は国内産業の支援・育成の方針を強めるとの見方も広がっている。
一方、朝方公表された3月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.1%、生産者物価指数(PPI)がマイナス2.5%とデフレ傾向が続いた。
主要銘柄の値上がり率は、華勤技術(603296/SH)が9.8%、富士康工業互聯網(601138/SH)が9.1%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.4%、洛陽モリブデン(603993/SH)が4.4%、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.7%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.57ポイント(1.42%)高の254.46ポイント、深センB株指数が12.78ポイント(1.11%)高の1163.79ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が引き続き支えとなっている。李強・首相は9日、外的要因で中国経済の安定運営に逆風が吹く中、積極的な経済政策の必要性を強調した。足元では当局が株価対策を矢継ぎ早に発表。預金準備率や金利の引き下げなど、金融緩和が早期に実施されるとの観測も高まっている。米中の関税応酬に歯止めがかからない中、経済的なつながりを分断する「デカップリング」が警戒されるものの、かえって当局は国内産業の支援・育成の方針を強めるとの見方も広がっている。
一方、朝方公表された3月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.1%、生産者物価指数(PPI)がマイナス2.5%とデフレ傾向が続いた。
主要銘柄の値上がり率は、華勤技術(603296/SH)が9.8%、富士康工業互聯網(601138/SH)が9.1%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.4%、洛陽モリブデン(603993/SH)が4.4%、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.7%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.57ポイント(1.42%)高の254.46ポイント、深センB株指数が12.78ポイント(1.11%)高の1163.79ポイントで推移している。
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