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2025/03/31 11:01

本土株:上海総合は0.1%安で続落、上海B株は0.3%安 無料記事

 週明け31日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.76ポイント(0.11%)安の3347.55ポイントと続落している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。「トランプ関税」の警戒感が続いている。貿易相手国に同水準の関税を課す「相互関税」の発動を4月2日に控える中、様子見ムードも漂った。
 ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が根強いほか、景況感の改善もプラスだ。寄り付き直後に公表された国家統計局による3月の中国景況感指数に関しては、製造業PMIが50.5と市場予想(50.4)を上回っている。非製造業PMIも50.8と市場予想(50.6)を上回った。
 主要銘柄の値下がり率は、杭州鋼鉄(600126/SH)が4.3%、中国民生銀行(600016/SH)が3.0%、華泰証券(601688/SH)が2.2%、中国中鉄(601390/SH)が1.9%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.91ポイント(0.33%)安の272.21ポイント、深センB株指数が2.88ポイント(0.23%)安の1224.86ポイントで推移している。


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