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2025/03/04 11:00

本土株:上海総合は0.3%安で3日続落、深センB株は0.4%安 無料記事

 4日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.57ポイント(0.32%)安の3306.36ポイントと3日続落している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中貿易戦争のエスカレートが危惧されている。トランプ米大統領は3日、中国に対する追加関税を10%から20%に引き上げる大統領令に署名した。中国商務部は4日、米国の対中関税に断固として反対し、必要な対抗措置をとると改めて表明。政府系メディアによると、中国は米農産物に報復関税を課す可能性がある。経済の下振れリスクが高まる状況だ。
 ただ、下値は限定的。国政助言機関の全国政治協商会議が4日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕するとあって、経済対策に対する期待感が強まっている。
 主要銘柄の値下がり率は、華勤技術(603296/SH)が4.7%、通威(600438/SH)が1.6%、中国石油天然気(601857/SH)が1.4%、賽力斯集団(601127/SH)が1.2%、上海電気集団(601727/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.32ポイント(0.12%)安の262.23ポイント、深センB株指数が4.19ポイント(0.35%)安の1207.14ポイントで推移している。


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