8日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.70ポイント（0.08％）高の3345.36ポイントと3日続伸している。
　中国の政策に対する期待感が引き続き相場を支える流れ。中国人民銀行（中央銀行）など金融当局は7日に共同で記者会見し、預金準備率とリバースレポ金利の引き下げや、不動産市場と株式市場を安定化させる措置を実施すると発表している。貿易問題を巡る米中協議の不透明感などで売り先行したが、指数は程なくプラスに転じた。
　主要銘柄の値上がり率は、三六零安全科技（601360/SH）が4.2％、重慶千里科技（601777/SH）が3.0％、招商銀行（600036/SH）が2.0％、中国太平洋保険（601601/SH）が1.8％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.03ポイント（0.40％）安の259.05ポイント、深センB株指数が0.56ポイント（0.05％）安の1183.70ポイントで推移している。


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