週明け12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.22ポイント（0.19％）高の3348.22ポイントと反発している。
　投資家心理がやや上向く流れ。米中通商協議の進展が材料視されている。貿易問題を巡る米中の閣僚級協議は日本時間12日未明に終了し、その後、ベッセント米財務長官は「確かな進展があった」と述べた。また、中国の代表団は、米国と「重要な合意に達した」と発表している。ただ、上値は重い。詳細については12日、共同声明で明らかにされる見通しと伝わる中、内容を見極めたいとするスタンスが様子見ムードを強めさせている。
　主要銘柄の値上がり率は、華勤技術（603296/SH）が5.7％、中遠海運HD（601919/SH）が2.8％、万華化学集団（600309/SH）が2.5％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.3％、海爾智家（600690/SH）が2.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.59ポイント（0.23％）高の260.64ポイント、深センB株指数が2.52ポイント（0.21％）高の1187.14ポイントで推移している。


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