ハンセン指数 　 　 　　　　　　19344.82 -782.86 -3.89％
中国本土株指数（旧H株指数） 7132.64 -297.98 -4.01％
H科技（テック）指数 　　　　　 4319.92 -248.46 -5.44％

　9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が大幅に反落している。投資家心理が悪化する流れ。米国の高関税政策が世界経済を冷やすと不安視されている。トランプ米政権は9日午前0時1分（日本時間9日午後1時1分）、「相互関税」の上乗せ分を発動する。トランプ米大統領は先ごろ、「米国に報復する国には当初よりも大幅に高い関税をかける」と自身のSNSに投稿。中国には累計104％の関税をかける方針だ。中国商務部の報道官は8日、「最後まで戦う」として、更なる対抗措置を示唆した。こうした中、米シティグループは最新リポートで、2025年の中国経済成長率予想を従来の4.7％→4.2％に下方修正している。
　ハンセン指数の構成銘柄は全面安の商状。個別では、聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)が11.1％安、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が8.9％安、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ)：2382/HK)が8.3％安、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が7.2％安、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が7.1％安と下げが目立っている。


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