ハンセン指数 　 　 　　　　　　24291.49 +60.19 +0.25％
中国本土株指数（旧H株指数） 8933.02 +18.99 +0.21％
H科技（テック）指数 　　　　　 6068.03 +30.59 +0.51％

　週明け10日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国の景気鈍化やデフレが不安視される中、当局は追加の景気浮揚策を打ち出すとの見方が強まっている。また、米半導体大手の売上高見通しが上振れる中、先週末の米ハイテク株が上昇したことも追い風だ。
　指数は安く始まったが、下値は堅く、程なくプラスに転じている。9日に公表された2月の物価統計では、消費者物価指数（CPI）が前年同月比でマイナス0.7％となり、昨年1月以来のマイナスに転じた。生産者物価指数（PPI）はマイナス2.2％。下落率は前月実績（2.3％）を下回ったが、市場予想（2.1％）以上だった。
　主要銘柄の値上がり率は、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が6.7％、快手科技(クアイショウ・テクノロジー：1024/HK)が3.0％、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が2.8％、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が2.8％、京東健康(JDヘルス・インターナショナル：6618/HK)が2.5％など。


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