2025/12/04 10:56
本土株:上海総合は0.1%高で3日ぶり反発、深センB株も0.1%高 
4日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.68ポイント(0.09%)高の3881.68ポイントと3日ぶりに反発している。
米追加利下げの期待感が投資家心理の支えとなる流れ。3日公表された民間による米雇用データが弱い内容となり、米連邦準備理事会(FRB)が来週(9〜10日)の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定するとの見方が一段と高まっている。中国でも緩和余地が広がると見込まれた。対米ドルで人民元の先高観が強まっていることも改めて材料視されている。中国国際金融(CICC)のチーフストラテジストは先ごろ、中国政府は人民元の一段の上昇を容認すべき時期が来ていると指摘。そのほか、複数のアナリストが、年末を迎えて人民元の需要は拡大しているとして、目先は元高基調が続くと分析している。消費者の購買力向上や、貿易摩擦の影響緩和が期待された。
ただ、上値は限定的。中国の景気不安が依然としてくすぶっているほか、来週以降に中国で公表される11月の月次経済統計の内容を見極めたいとするスタンスも漂っている。
主要銘柄の値上がり率は、招商局能源運輸(601872/SH)が3.8%、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.8%、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.4%、臥竜電気駆動集団(600580/SH)が2.5%、中国石油天然気(601857/SH)が1.1%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.19ポイント(0.08%)高の250.05ポイント、深センB株指数が1.12ポイント(0.09%)高の1295.09ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米追加利下げの期待感が投資家心理の支えとなる流れ。3日公表された民間による米雇用データが弱い内容となり、米連邦準備理事会(FRB)が来週(9〜10日)の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定するとの見方が一段と高まっている。中国でも緩和余地が広がると見込まれた。対米ドルで人民元の先高観が強まっていることも改めて材料視されている。中国国際金融(CICC)のチーフストラテジストは先ごろ、中国政府は人民元の一段の上昇を容認すべき時期が来ていると指摘。そのほか、複数のアナリストが、年末を迎えて人民元の需要は拡大しているとして、目先は元高基調が続くと分析している。消費者の購買力向上や、貿易摩擦の影響緩和が期待された。
ただ、上値は限定的。中国の景気不安が依然としてくすぶっているほか、来週以降に中国で公表される11月の月次経済統計の内容を見極めたいとするスタンスも漂っている。
主要銘柄の値上がり率は、招商局能源運輸(601872/SH)が3.8%、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.8%、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.4%、臥竜電気駆動集団(600580/SH)が2.5%、中国石油天然気(601857/SH)が1.1%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.19ポイント(0.08%)高の250.05ポイント、深センB株指数が1.12ポイント(0.09%)高の1295.09ポイントで推移している。
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