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2026/01/26 16:26

中国大引:上海総合0.1%安で4日ぶり反落、資源関連は逆行高 無料記事

 週明け26日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.56ポイント(0.09%)安の4132.61ポイントと4日ぶりに反落した。
 様子見ムードが漂う流れ。中国発の新規買い材料に乏しい中、経済や政策の動向を見極めたいとするスタンスが強まっている。中国ではあす27日に12月の中国工業企業利益、31日に1月の製造業PMIと非製造業PMIなどが公表される。今月公表された12月の月次経済統計に関しては、内需の弱さが依然目立った。また、3月の全国人民代表大会(全人代)では、2026年のGDP成長率目標について、4.5〜5.0%の間に設定されるとの予想が伝わっている。25年のGDP成長率が5.0%だったため、当局は減速を容認するとの見方だ。
 ただ、下値は限定的。人民元高の進行が支えだ。中国人民銀行(中央銀行)は26日、人民元相場の対米ドル基準値を2日続けて元高方向に設定した。外国為替市場で人民元相場が2023年5月以来の高水準で推移する中、市場の一部では、一段の元高も予想されている。中国本土に資金が還流するとの期待が続いた。指数は高く推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ハイテクが安い。電子機器メーカーの国睿科技(600562/SH)が6.2%、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が3.5%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.8%、電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)と半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)がそろって2.5%ずつ下落した。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、国産汎用プロセッサーの龍芯中科技術(ルーンソン・テクノロジー:688047/SH)が7.9安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.4%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。
 軍需・宇宙産業株も急落。衛星開発・運用の中国衛星(600118/SH)や航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)、衛星・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)がそろって10.0%(ストップ)安、監視レーダーなど電子機器メーカーの四創電子(600990/SH)が5.3%安、航空機開発・製造・販売の中航瀋飛(600760/SH)が4.9%安で取引を終えている。そのほか、不動産株、自動車株、消費関連株、医薬株、空運株なども売られた。
 半面、石油・石炭や産金・非鉄など資源関連株は物色される。中国海洋石油(600938/SH)が6.7%高、中国石油天然気(601857/SH)が5.7%高、中国神華能源(601088/SH)が4.1%高、中国中煤能源(601898/SH)が3.2%高、中金黄金(600489/SH)が10.0%(ストップ)高、山東黄金(600547/SH)が9.9%高、洛陽モリブデン(603993/SH)が8.3%高、江西銅業(600362/SH)が5.4%高で引けた。
 商品市況高が追い風。23日のNY市場では、WTI原油先物が2.9%高と急反発している。また、26日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では主要な非鉄金属の先物が上昇しているほか、金先物価格が連日で史上最高値を更新した。そのほか、金融株、公益株なども買われている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.11ポイント(0.04%)高の264.44ポイント、深センB株指数が9.15ポイント(0.73%)安の1243.19ポイントで終了した。


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