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2026/03/16 13:30 NEW!!

香港前場:ハンセン1.1%高で4日ぶり反発、上海総合は0.7%下落 無料記事

 週明け16日前場の香港マーケットは、主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比289.93ポイント(1.14%)高の25755.53ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が111.14ポイント(1.28%)高の8782.62ポイントと4日ぶりに反発した。売買代金は1434億9650万香港ドルに拡大している(13日前場は1260億5920万香港ドル)。
 中国景気の持ち直しが意識される流れ。取引時間中に公表された1〜2月の中国経済統計では、小売売上高が前年同期比2.8%増と予想(2.5%増)を上回った。2月は春節(旧正月)の影響で公表はなかったため、昨年12月(0.9%増)との比較では伸びが大幅に拡大している。ほか、鉱工業生産も予想を上回り、固定資産投資が予想外に増加した。それより先、13日に発表された金融統計では、人民元建て新規融資額が市場予想を上回り、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びが鈍化予想に反し前月と同水準を維持している。ハンセン指数は安く推移する場面がみられたものの、中盤から上昇の勢いを増した。
 もっとも、上値は限定的。中東情勢が気がかりだ。米国・イスラエルとイランの戦争に収束の兆しはなく、「オイルロード」の要衝となるホルムズ海峡の事実上封鎖が長期化すると警戒されている。トランプ米大統領は14日、イランとの戦争終結合意には条件が整っていないとし、イラン最大の石油輸出拠点カーグ島の再度攻撃を示唆した。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、テック指数にも採用される中国自動車大手の比亜迪(BYD:1211/HK)が5.7%高、モバイル端末・自動車メーカーの小米集団(1810/HK)が5.0%高、オンライン医療の京東健康(JDヘルス:6618/HK)が4.9%高と上げが目立っている。Bハンセン科技(テック)指数は2.2%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
 セクター別では、消費関連が高い。茶飲料チェーンの四川百茶百道実業(2555/HK)が8.4%、組み立てキャラクター玩具の布魯可集団(325/HK)が8.3%、スナック系食品・飲料小売の湖南鳴鳴很忙商業連鎖(1768/HK)が7.7%、機能性飲料の東鵬飲料(集団)(9980/HK)が7.1%、免税店の中国旅遊集団中免(1880/HK)が5.1%、老舗調味料メーカーの海天調味食品(3288/HK)が4.6%、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が3.5%、乳製品の中国蒙牛乳業(2319/HK)が3.4%ずつ上昇した。
 医薬セクターも物色される。長風薬業(2652/HK)が34.3%高、石薬集団(1093/HK)が4.2%高、三生製薬(1530/HK)が3.0%高、百済神州(6160/HK)が2.2%高で引けた。
 半面、非鉄・産金セクターは安い。中国アルミ(2600/HK)が6.3%、新疆新キン鉱業(3833/HK)が5.3%、江西銅業(358/HK)が4.2%、霊宝黄金(3330/HK)が5.9%、紫金鉱業集団(2899/HK)が4.2%、招金鉱業(1818/HK)が3.2%ずつ下落した。非鉄や金の金属市況安が逆風となっている。
 本土マーケットは3日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.71%安の4066.40ポイントで前場の取引を終了した。産金・非鉄が安い。インフラ関連、公益、ハイテク、エネルギーなども売られた。半面、消費関連は高い。医薬、不動産、銀行も買われた。


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