ハンセン指数 　 　 　　　　　　26151.23 　+66.15 +0.25％
中国本土株指数（旧H株指数） 9218.84 +20.54 +0.22％
H科技（テック）指数 　　　　　 5705.35 +42.89 +0.76％

　週明け8日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が3日続伸している。投資家心理がやや上向く流れ。中国の政策に対する期待感や、米国の追加利下げ観測が支えだ。2026年の経済政策を決める中央経済工作会議は、早めれば今週にも開催される見通し（2024年は12月11〜12日に実施）。また、米連邦準備理事会（FRB）が9〜10日に開く米連邦公開市場委員会（FOMC）では、0.25％の追加利下げを決定するとの予想が市場コンセンサスだ。金融政策で米国に追随する香港にとっても好材料となる。
　ただ、上値は限定的。中国の月次経済統計を見極めたいとするムードも漂っている。中国ではきょう8日に11月の貿易統計、10日に同月の物価統計、15日に同月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される予定だ。
　主要銘柄の値上がり率は、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が4.9％、中国平安保険(ピンアン・インシュアランス(グループ)チャイナ：2318/HK)が2.6％、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が2.6％、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が2.4％、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が2.0％など。
　一方、本日付でハンセン指数構成銘柄に新規で組み入れられた信達生物製薬（1801/HK）が4.1％安。除外銘柄はなかったため、ハンセン指数の構成銘柄は88→89に増加した。


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