2025/11/28 17:48
香港大引:ハンセン0.3%安で5日ぶり反落、ロボット関連は急伸 
28日の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比87.04ポイント(0.34%)安の25858.89ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が34.69ポイント(0.38%)安の9130.18ポイントと5日ぶりに反落した。売買代金は1462億400万香港ドル(約2兆9372億円)に縮小している(27日は2047億2810万香港ドル)。
中国景気指標の発表を前に、買いが手控えられる流れ。中国では30日、国家統計局が11月の製造業PMIと非製造業PMIを公表する。最新の市場コンセンサスでは、製造業PMIが49.3(10月は49.0)、非製造業PMIが50.0(50.1)で着地する見通し。製造業PMIは前月から上向くとの予想だが、依然として景況判断の境目となる50を下回ることとなる。また、前日(27日)に国家統計局が報告した10月の工業企業利益は前年同月比で5.5%減少。9月の21.6%増から一転し、マイナス成長に沈んだ。
ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が強まっている。2026年の経済政策を決める中央経済工作会議は、12月中旬ごろに開催される見通しだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品受託研究開発製造機関(CRDMO)の無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が3.8%安、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス:241/HK)が3.3%安、ミネラルウォーター中国最大手の農夫山泉(9633/HK)が3.2%安と下げが目立った。
セクター別では、保険が安い。中国人民保険集団(1339/HK)が3.0%、中国人民財産保険(2328/HK)が1.7%ずつ下落した。香港高層集合住宅の大規模火災を受けて、損保などは保険金の支払いが巨額になると警戒されている。
医薬セクターもさえない。無錫薬明康徳のほか、信達生物製薬(1801/HK)が2.2%安、翰森製薬集団(3692/HK)が2.0%安、康希諾生物(6185/HK)が1.8%安、永泰生物製薬(6978/HK)が1.6%安で引けた。
半面、ロボット関連の銘柄は逆行高。深セン市越疆科技(2432/HK)が9.7%、寧波均勝電子(699/HK)が5.5%、黒芝麻智能国際HD(2533/HK)が5.4%、深セン市優必選科技(9880/HK)が3.8%ずつ上昇した。ロボット産業の安定的な発展が期待される。中国当局は人型ロボット(ヒューマノイドロボット)産業の発展を支援する一方で、無秩序な市場参入を抑制する方針を示した。深セン市優必選科技に関しては、人型ロボットの大口受注が続いていることも支援材料となっている。そのほか、自動車メーカーの広州汽車集団(2238/HK)が16.6%高。同社は先ごろ、2027年に人型ロボットの量産を開始するとの計画を明らかにした。
技術がロボットにも転用しやすい自動運転やライダー(LiDAR)などの銘柄も物色される。知行汽車科技(蘇州)(1274/HK)が7.1%高、深セン佑駕創新科技(2431/HK)が3.2%高、文遠知行(800/HK)が2.0%高、速騰聚創科技(2498/HK)が4.9%高、禾賽科技(2525/HK)が2.9%高と値を上げた。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.34%高の3888.60ポイントで取引を終了した。自動車が高い。ハイテク、インフラ関連、素材、運輸、消費関連、不動産なども買われた。半面、銀行は安い。エネルギー、医薬、公益、保険も売られた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国景気指標の発表を前に、買いが手控えられる流れ。中国では30日、国家統計局が11月の製造業PMIと非製造業PMIを公表する。最新の市場コンセンサスでは、製造業PMIが49.3(10月は49.0)、非製造業PMIが50.0(50.1)で着地する見通し。製造業PMIは前月から上向くとの予想だが、依然として景況判断の境目となる50を下回ることとなる。また、前日(27日)に国家統計局が報告した10月の工業企業利益は前年同月比で5.5%減少。9月の21.6%増から一転し、マイナス成長に沈んだ。
ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が強まっている。2026年の経済政策を決める中央経済工作会議は、12月中旬ごろに開催される見通しだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品受託研究開発製造機関(CRDMO)の無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が3.8%安、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス:241/HK)が3.3%安、ミネラルウォーター中国最大手の農夫山泉(9633/HK)が3.2%安と下げが目立った。
セクター別では、保険が安い。中国人民保険集団(1339/HK)が3.0%、中国人民財産保険(2328/HK)が1.7%ずつ下落した。香港高層集合住宅の大規模火災を受けて、損保などは保険金の支払いが巨額になると警戒されている。
医薬セクターもさえない。無錫薬明康徳のほか、信達生物製薬(1801/HK)が2.2%安、翰森製薬集団(3692/HK)が2.0%安、康希諾生物(6185/HK)が1.8%安、永泰生物製薬(6978/HK)が1.6%安で引けた。
半面、ロボット関連の銘柄は逆行高。深セン市越疆科技(2432/HK)が9.7%、寧波均勝電子(699/HK)が5.5%、黒芝麻智能国際HD(2533/HK)が5.4%、深セン市優必選科技(9880/HK)が3.8%ずつ上昇した。ロボット産業の安定的な発展が期待される。中国当局は人型ロボット(ヒューマノイドロボット)産業の発展を支援する一方で、無秩序な市場参入を抑制する方針を示した。深セン市優必選科技に関しては、人型ロボットの大口受注が続いていることも支援材料となっている。そのほか、自動車メーカーの広州汽車集団(2238/HK)が16.6%高。同社は先ごろ、2027年に人型ロボットの量産を開始するとの計画を明らかにした。
技術がロボットにも転用しやすい自動運転やライダー(LiDAR)などの銘柄も物色される。知行汽車科技(蘇州)(1274/HK)が7.1%高、深セン佑駕創新科技(2431/HK)が3.2%高、文遠知行(800/HK)が2.0%高、速騰聚創科技(2498/HK)が4.9%高、禾賽科技(2525/HK)が2.9%高と値を上げた。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.34%高の3888.60ポイントで取引を終了した。自動車が高い。ハイテク、インフラ関連、素材、運輸、消費関連、不動産なども買われた。半面、銀行は安い。エネルギー、医薬、公益、保険も売られた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。






