19日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時40分現在、主要指標の上海総合指数が前日比1.86ポイント（0.05％）高の3878.23ポイントと3日続伸している。
　前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が持続しているほか、「国家隊」と呼ばれる政府系ファンドなどが相場を支えるとの見方も買い安心感につながっている。ただ、上値は限定的。中国発の新規材料に乏しい中、積極的な売買も手控えられている。中国では月次経済統計の発表を消化し、次の重要指標は年末31日に公表される12月の製造業PMIと非製造業PMIなどだ。
　主要銘柄の値上がり率は、東方電気（600875/SH）が3.5％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が2.4％、恒力石化 (600346/SH)が2.3％、曙光信息産業（603019/SH）が1.9％、中国電信（601728/SH）が1.4％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.73ポイント（0.30％）高の243.94ポイント、深センB株指数が2.51ポイント（0.20％）高の1258.45ポイントで推移している。


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