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2026/02/11 17:35 NEW!!

香港大引:ハンセン0.3%高で3日続伸、EV関連などに買い 無料記事

 11日の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比83.23ポイント(0.31%)高の27266.38ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が25.43ポイント(0.28%)高の9268.18ポイントと3日続伸した。売買代金は2172億1750万香港ドル(約4兆2596億円)に縮小している(10日は2340億3960万香港ドル)。
 中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国商務部の盛秋平・副部長は11日の記者会見で、春節連休(2月15〜23日)の消費促進策として、各地方が計20億5000万人民元(約455億円)の資金を確保したことを明らかにした。ただ、上値は重い。米金融政策の動向を見極めたいとするスタンスが強まっている。米国では、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の方向性を決めるうえで重要視している1月の米雇用統計が11日、同月の消費者物価指数(CPI)が13日に発表される予定だ。
 一方、寄り付き直後に公表された1月の中国物価統計はまちまちの内容。消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス0.2%と上昇率は市場予想(プラス0.4%)を下回ったが、生産者物価指数(PPI)はマイナス1.4%と市場予想(マイナス1.5%)より小幅な下げにとどまっている。相場に対する影響は限定的だ。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、電動工具メーカー大手の創科実業(669/HK)が4.9%高、モバイル端末・自動車メーカーの小米集団(1810/HK)が4.3%高、香港リート(不動産投資信託)の領展房地産投資信託基金(823/HK)が3.8%高と上げが目立った。
 セクター別では、電気自動車(EV)関連が高い。小米のほか、比亜迪(BYD:1211/HK)が3.5%、理想汽車(2015/HK)が2.7%、小鵬汽車(9868/HK)が1.9%ずつ上昇した。
 産金セクターも急伸。紫金黄金国際(2259/HK)が9.1%高、霊宝黄金(3330/HK)が7.8%高、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が5.9%高、山東黄金鉱業(1787/HK)が4.4%高と値を上げた。
 レアメタル関連も物色される。タングステン開発の佳キン国際資源投資(3858/HK)が11.2%高、高純度金属酸化物の稀美資源HD(9936/HK)が6.2%高、希土類磁石メーカー大手の江西金力永磁科技(6680/HK)が4.9%高、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が2.9%高で取引を終えた。それぞれ、航空宇宙・軍需装備品としての需要が多く、安定的な拡大が期待されている。
 半面、半導体セクターは安い。上海壁仞科技(6082/HK)が3.6%、瀾起科技(6809/HK)が3.0%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.2%、兆易創新科技集団(3986/HK)が2.0%ずつ下落した。SMICの10〜12月期決算は61%増益と堅調だったものの、一部投資家の高い期待にはとどかず、2026年12月期の投資額を過去最高だった前期(25年12月期)と同水準に設定したことも不安視されている。
 本土マーケットも3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.09%高の4131.98ポイントで取引を終了した。資源・素材が高い。エネルギー、銀行、医薬、海運なども買われた。半面、ハイテクは安い。宇宙・軍需産業、保険・証券、消費関連も売られた。


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