2019/10/22 16:25
中国大引:上海総合0.5%高で続伸、ハイテク銘柄に買い
22日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.76ポイント(0.50%)高の2954.38ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、15.45ポイント(0.50%)高の3095.17ポイントで取引を終えている。
重要会議を前に政策期待が強まる流れ。中国共産党の重要会議「第19期中央委員会第4回全体会議(4中全会)」は、近く北京で開かれる予定だ。8月の日程公表時、経済対策は討議されないとの見通しだったが、「7〜9月期GDP成長率の下振れなどを受け、今回は金融・経済についても話し合われる」との観測が浮上している。米中協議の進展も期待される状況。通商協議を巡っては、両国高官から楽観する発言が相次いでおり、これまでの協議は順調だったと伝わった。主要企業の四半期決算報告が始まり、業績動向を見極めたいとする慎重スタンスで買い手控えの場面がみられたものの、終盤に入り改めて買いの勢いが増している。
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。IC設計の上海書爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が4.3%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が3.5%高と上昇した。医薬品株、食品・飲料株、素材株、発電株、不動産株、金融株の一角も買われている。
そのほか、産業用大麻関連の銘柄群が急伸。雲南省で国有の「産業用大麻投資プラットフォーム」が正式に成立したことが材料視された。雲南雲天化(600096/SH)がストップ高、福建青松股フン(300132/SZ)が4.7%高で引けた。
外貨建てB株も値上がり。上海B株指数が2.02ポイント(0.77%)高の265.63ポイント、深センB株指数が2.75ポイント(0.30%)高の918.36ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
重要会議を前に政策期待が強まる流れ。中国共産党の重要会議「第19期中央委員会第4回全体会議(4中全会)」は、近く北京で開かれる予定だ。8月の日程公表時、経済対策は討議されないとの見通しだったが、「7〜9月期GDP成長率の下振れなどを受け、今回は金融・経済についても話し合われる」との観測が浮上している。米中協議の進展も期待される状況。通商協議を巡っては、両国高官から楽観する発言が相次いでおり、これまでの協議は順調だったと伝わった。主要企業の四半期決算報告が始まり、業績動向を見極めたいとする慎重スタンスで買い手控えの場面がみられたものの、終盤に入り改めて買いの勢いが増している。
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。IC設計の上海書爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が4.3%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が3.5%高と上昇した。医薬品株、食品・飲料株、素材株、発電株、不動産株、金融株の一角も買われている。
そのほか、産業用大麻関連の銘柄群が急伸。雲南省で国有の「産業用大麻投資プラットフォーム」が正式に成立したことが材料視された。雲南雲天化(600096/SH)がストップ高、福建青松股フン(300132/SZ)が4.7%高で引けた。
外貨建てB株も値上がり。上海B株指数が2.02ポイント(0.77%)高の265.63ポイント、深センB株指数が2.75ポイント(0.30%)高の918.36ポイントで終了した。
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