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2019/07/15 13:33

香港前場:ハンセン0.2%高で4日続伸、上海総合は0.8%上昇 無料記事

 週明け15日前場の香港マーケットは小幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比61.23ポイント(0.22%)高の28532.85ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が39.93ポイント(0.37%)高の10828.27ポイントとそろって4日続伸した。半日の売買代金は423億300万香港ドルとなっている(12日前場は337億9600万香港ドル)。
 指標発表後、徐々に買われる流れ。取引時間中に公表された中国経済指標は、第2四半期(4〜6月)GDP成長率が予想通り前四半期から減速する一方(6.2%)、6月の小売売上高や鉱工業生産は予想を大幅に上回った。景気減速の過度な懸念が薄らいでいる。ただ、香港の社会不安がくすぶるなかで上値は重い。中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の完全撤回を求め、反対派が14日に再び大規模なデモを実施したことも重しとなっている。報道によれば、一部のデモ隊が警官隊と衝突した。
 ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が7.8%高、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が4.6%高、ブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)と小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)がそろって1.8%高と上げが目立った。
 業種別では、医薬品が高い。上記した石薬集団と中国生物製薬のほか、上海復星医薬集団(2196/HK)が4.2%、広州白雲山医薬集団(874/HK)が2.2%、四環医薬HD集団(460/HK)が1.2%ずつ上昇した。
 食品・飲料や酒造など消費関連セクターも物色される。上述した万洲国際のほか、中国雨潤食品集団(1068/HK)が4.8%高、中国旺旺HD(151/HK)が1.3%高、康師傅HD(ティンイー:322/HK)が0.6%高、青島ビール(168/HK)が2.0%高で引けた。
 他の個別株動向では、建機大手の中聯重科(1157/HK)が5.2%高と急伸。6月中間業績の大幅増益見通しが材料視された。このほか、増益見通しを明らかにした建築材料大手の北京金隅集団(BBMG:2009/HK)も1.3%高と買われている。
 半面、香港系不動産セクターはさえない。太古(A)(スワイヤ・パシフィック(A):19/HK)が1.4%安、長江実業集団(1113/HK)が1.2%安、九龍倉置業地産投資(1997/HK)が1.1%安と下落した。
 そのほか、減益見通しを発表した鉄鋼メーカーの鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)は0.9%安。同じく業績悪化を予告した精密部品メーカーの上海集優機械(上海プライム・マシーナリー:2345/HK)は6.3%安と値を下げた。
 一方、本土マーケットは3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.76%高の2952.85ポイントで前場の取引を終えた。ハイテク株が高い。運輸株、自動車株、消費関連株、医薬品株、非鉄やセメントの素材株、航空・防衛関連株、証券株なども買われた。


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