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2019/12/31 16:26

中国大引:上海総合0.3%高で続伸、素材セクター急伸 無料記事

 年内最終商いとなる12月31日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比10.10ポイント(0.33%)高の3050.12ポイントと続伸した。約8カ月ぶりの高値水準に達している。上海A株指数も上昇し、10.59ポイント(0.33%)高の3195.98ポイントで取引を終えた。一方、年間では、上海総合指数が22.30%上昇している。
 米中貿易摩擦の緩和期待が強まる流れ。対中強硬派として知られるナバロ米大統領補佐官(通商担当)は30日、初期段階での米中通商合意は完了しているとして、「第1段階の通商合意書」は署名式が間もなく行われるとの見通しを示した。これに先立ち香港英字紙は、「中国の劉鶴副首相は来年1月4日から米国を訪問し、通商合意の文書に署名する予定」と関係者の話として報じている。ただ、中国指標の内容が嫌気され、指数は安く推移する場面もあった。寄り付き前に公表された今年12月の製造業PMIは、予想をやや上回り前月水準を維持したものの、同月の非製造業PMIは予想以上に前月から低下している。
 業種別では、セメントや鉄鋼などの素材が高い。華新水泥(600801/SH)が6.7%、安徽海螺セメント(600585/SH)が3.9%、馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.0%ずつ上昇した。華新水泥と安徽海螺セメントはそれぞれ上場来高値を更新している。ゼネコン株、ハイテク株、空運株、不動産株、自動車株、運輸株、発電株なども買われた。
 このほか、医薬品株が急伸。広州白雲山医薬集団(600332/SH)が5.7%高、人福医薬集団(600079/SH)が4.7%高と値を上げた。武漢市の保健当局は昨夜、「原因不明の肺炎が発生した」と発表。医療関係者の話によれば、新型コロナウイルスによる重症急性呼吸器症候群(SARS)の疑いがあるという。
 半面、金融株は総じてさえない。中信証券(600030/SH)が1.4%下落した。メディア関連株も売られている。
 一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が0.46ポイント(0.18%)高の256.82ポイント、深センB株指数が4.44ポイント(0.46%)高の961.62ポイントで終了した。



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