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2019/07/04 13:32

香港前場:ハンセン0.1%安で続落、上海総合は0.3%下落 無料記事

 4日前場の香港マーケットは小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比30.94ポイント(0.11%)安の28824.20ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が8.53ポイント(0.08%)安の10913.88ポイントとそろって続落した。半日の売買代金は440億3700万香港ドルとなっている(3日前場は446億9100万香港ドル)。
 米中通商交渉の先行き不安がくすぶる流れ。米商務省は1日、華為技術(ファーウェイ)のエンティティリスト(EL:米国からの輸出を規制する対象リスト)掲載を続けると通達したもよう。トランプ大統領は6月末、輸出規制を緩和する方針を示していた。昨夜の米株高を好感し買い先行したものの、前引けにかけて指数はマイナスに転じている。
 ハンセン指数の構成銘柄では、米中動向の影響を受けやすい銘柄群が安い。小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が2.6%、ブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)が2.3%、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が1.2%ずつ値を下げた。
 業種別では、中国の自動車がさえない。華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.3%安、吉利汽車HD(175/HK)が1.7%安、広州汽車集団(2238/HK)が1.4%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が1.1%安で引けた。
 半面、不動産セクターはしっかり。本土系の華潤置地(1109/HK)が2.8%高、中国海外発展(688/HK)が1.7%高、碧桂園HD(2007/HK)が1.0%高、香港系の新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ:16/HK)が1.6%高、太古(A)(スワイヤ・パシフィック(A):19/HK)が1.2%高と上昇した。
 天然ガス関連セクターも物色される。新奥能源(ENNエナジー:2688/HK)が5.4%高、中国燃気HD(中国ガス:384/HK)が4.7%高、港華燃気(タウンガス・チャイナ:1083/HK)が2.4%高、昆侖能源(クンルン・エナジー:135/HK)が1.8%高と値を上げた。都市ガスの接続料について、中国政府は事業者による利益上乗せを制限する方針を発表。いったん悪材料が出尽くしたとの見方が広がった。また、シティは最新リポートで、中国燃気や新奥能源などが受けるマイナス影響は限定的と分析している。
 他の個別株動向では、製紙大手の山東晨鳴紙業集団(1812/HK、200488/SZ)が5.2%高と急反発。同社は3日、6月中間期の減益見通しを明らかにしたが、第2四半期(4〜6月期)ベースでは大幅増益となる見通しという。
 一方、本土マーケットは3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.27%安の3007.21ポイントで前場の取引を終えた。保険株が下げを主導する。医薬品株、消費関連株、ハイテク株なども売られた。半面、不動産株、インフラ関連株、軍需関連株、自動車株は買われている。


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