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2019/09/16 16:29

中国大引:上海総合0.02%安で反落、石油セクターは急伸 無料記事

 中秋節連休明け16日の中国本土マーケットは小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.48ポイント(0.02%)安の3030.75ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、0.52ポイント(0.02%)安の3175.10ポイントで取引を終えている。
 中国景気の先行き不安がくすぶる流れ。取引時間中に公表された8月の各種経済指標では、鉱工業生産や小売売上高の伸びが予想に反して前月実績を下回った。ただ、大きく売り込む動きはみられない。米中協議の進展期待や、原油相場の上昇などを追い風に指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
 業種別では、金融の下げが目立つ。中国人寿保険(601628/SH)が1.6%下落した。消費関連株、運輸株、インフラ関連株、航空・防衛関連株、不動産株の一角も売られている。
 半面、石油関連株は高い。大手の中国石油天然気(601857/SH)が3.5%上昇した。ハイテク株、メディア関連株、発電やガスの公益株、医薬品株なども買われている。
 一方、外貨建てB株はまちまち。上海B株指数が0.55ポイント(0.20%)高の275.32ポイント、深センB株指数が6.79ポイント(0.71%)安の954.24ポイントで終了した。


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