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2019/07/16 13:23

香港前場:ハンセン0.1%高で5日続伸、上海総合は0.1%下落 無料記事

 16日前場の香港マーケットは小幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比37.56ポイント(0.13%)高の28592.44ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が6.72ポイント(0.06%)高の10845.71ポイントとそろって5日続伸した。半日の売買代金は369億8300万香港ドルとなっている(15日前場は423億300万香港ドル)。
 米株高が相場を支える流れ。米市場の主要株価指数が連日で最高値を更新したことで、香港でもリスク許容度が高まった。また、米中通商協議の進展期待も強まる状況。ムニューシン米財務長官は15日、「週内に予定している閣僚級の電話協議で生産的な話し合いが行われた場合、米代表団は訪中し直接会談に臨む可能性がある」と発言した。もっとも、上値は重い。中国指標の発表など目先の重要イベントが通過するなか、焦点は企業業績の動向に移っている。香港上場企業の決算発表シーズンを目前に控え、結果を見極めたいとするスタンスが広がった。
 ハンセン指数の構成銘柄では、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が2.7%高、同業の金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.6%高、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が1.7%高、ブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)と小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)がそろって1.5%高と上げが目立った。
 業種別では、中国の自動車がしっかり。華晨中国汽車HD(1114/HK)が5.8%、広州汽車集団(2238/HK)が3.5%、北京汽車(1958/HK)が2.2%、東風汽車集団(489/HK)が1.1%、吉利汽車HD(175/HK)が1.0%ずつ上昇した。
 ゼネコンや建機のインフラ建設セクターも物色される。中国中鉄(390/HK)と中国交通建設(1800/HK)がそろって2.2%高、中国鉄建(1186/HK)が1.4%高、中国建築国際集団(3311/HK)が1.3%高、中聯重科(1157/HK)が3.9%高、中国龍工HD(3339/HK)が3.0%高で引けた。
 半面、石油・石炭や天然ガスのエネルギー関連セクターはさえない。中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.5%安、エン州煤業(1171/HK)が0.7%安、中国燃気HD(中国ガス:384/HK)が2.0%安、新奥能源(ENNエナジー:2688/HK)が1.1%安と下落した。
 一方、本土マーケットは4日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.11%安の2939.08ポイントで前場の取引を終えた。保険株が下げを主導する。食品・飲料株、医薬品株、セメント株、交通インフラ株なども売られた。半面、不動産株は高い。ハイテク株、航空・防衛関連株、発電株も買われた。


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