ハンセン指数 　 　 28726.96　 -30.48 -0.11％
中国本土株指数（旧H株指数） 11443.37 -13.90　 -0.12％
レッドチップ指数 4494.42 -7.15 -0.16％

　28日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら3日続落している。中国景況感の悪化を嫌気。寄り付き前に公表された2月製造業PMI（国家統計局などが集計・発表）は49.2に下振れし、3カ月連続で景況判断の節目（50）を下回っている。米中協議が難航するとの見方が強まったこともマイナス。ライトハイザー米通商代表部（USTR）代表は議会の公聴会で、「残された課題はあまりにも深刻。中国が米側の要求に応じるかどうかを判断するのは時期尚早」と述べた。
　ただ、大きく売り込む動きはみられない。全国人民代表大会（全人代、国会に相当）の開幕を来週（3月5日）に控え、中国の景気テコ入れ策に対する期待感が根強い。
　主要銘柄の値下がり率は、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ：16/HK)が1.6％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が1.4％、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が1.3％、舜宇光学科技(2382/HK)が1.3％、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ：101/HK)が1.3％など。


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