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2019/05/07 16:27

中国大引:上海総合0.7%高で反発、消費セクター主導で上昇 無料記事

 7日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比19.93ポイント(0.69%)高の2926.39ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、20.86ポイント(0.69%)高の3064.83ポイントで取引を終えている。
 米中通商協議の過度な警戒感が後退する流れ。中国商務部は7日、「ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官の招待を受け、劉鶴副首相は9〜10日の通商会議出席のため訪米する」とウエブサイトに掲載した。また、上海総合指数が前日に5.6%安と急落するなか、政府系ファンドなどの「国家隊」は相場下支えに動く――との見方も広がっている。トランプ米大統領の(対中)追加関税表明を嫌気し、指数はマイナス圏で推移する場面がみられたものの、終盤に入り買い戻す動きが活発化した。
 業種別では、消費関連の上げが目立つ。海天味業(603288/SH)が7.5%高、青島海爾(青島ハイアール:600690/SH)が2.7%高で引けた。医薬品株、不動産株、自動車株、ハイテク株、インフラ関連株なども買われている。
 半面、銀行株の一角はさえない。中国工商銀行(601398/SH)と交通銀行(601328/SH)がそろって1.1%下落した。
 一方、外貨建てB株は反発。上海B株指数が2.26ポイント(0.76%)高の298.15ポイント、深センB株指数が15.89ポイント(1.67%)高の969.64ポイントで終了した。



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