29日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比9.85ポイント（0.38％）安の2587.13ポイントと続落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.54ポイント（0.20％）安の275.45ポイント、深センB株指数が0.73ポイント（0.08％）高の870.96ポイントで推移している。
　前日の軟調地合いを継ぐ。中国指標の悪化を受け、国内景気の先行きが不安視されている。ただ、下値は限定的。中国銀行保険監督管理委員会の肖遠報道官が28日、国内メディアの取材に対し、機関投資家としての保険会社の役割をより十分に発揮させる方針を示し、優良株投資を奨励したことが相場を下支えしている。
　主要銘柄の値下がり率は、康美薬業（600518/SH）が4.0％、海洋石油工程（600583/SH）が2.3％、華泰証券(601688/SH)が1.9％、上海国際機場（600009/SH)が1.7％、中遠海運能源運輸(600026/SH)が1.4％、中国南方航空（600029/SH）が1.2％など。


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