ハンセン指数 　 　 26576.59　 -36.83 -0.14％
中国本土株指数（旧H株指数） 10418.87 -14.75 -0.14％
レッドチップ指数 4191.47 -24.04 -0.57％

　11日の香港マーケットは日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら5日続落している。米中貿易戦争の激化を不安視した売りが続く。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾（中国製品2000億米ドル相当を対象に25％の追加関税を課す）を検討中のトランプ米大統領は、中国からの全輸入品に追加関税を課すこともできると強硬姿勢を崩していない状況だ。ただ、大きく売り込む動きはみられない。ハンセン指数は連日で年初来安値を切り下げ、約1年2カ月ぶりの水準に落ち込んでいることもあり、自律反発狙いの買いも散見される。
　主要銘柄の値下がり率は、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が4.0％、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が3.3％、恒安国際集団(1044/HK)が2.3％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.1％、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が2.1％など。


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