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2018/08/24 11:00

本土株:上海総合は0.5%安で反落、上海B株は0.3%安 無料記事

 24日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数は前日比14.29ポイント(0.52%)安の2710.34ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.97ポイント(0.34%)安の285.37ポイント、深センB株指数が1.93ポイント(0.19%)安の1006.64ポイントで推移している。
 米中貿易問題の警戒感が改めて意識される流れ。22〜23日の日程で米中事務レベル協議がワシントンで開催されたが、「大きな進展はなかった」と伝えられた。米国が強硬姿勢を崩すかどうかも不透明だ。また、オーストラリア政府が安全保障を理由に、同国の次世代通信市場に中国通信機器メーカーが参入することを禁止すると発表したこともネガティブ。具体的な企業の名前には言及していないものの、消息筋情報によれば、中興通訊(ZTE:763/HK、000063/SZ)と華為技術(ファーウェイ)が対象となるようだ。米国に続き、オーストラリアもZTE、華為の締め出しに動いている形。深セン上場のZTE株は1.8%安で推移している。
 主要銘柄の値下がり率は、中信証券(600030/SH)が2.6%、三安光電(600703/SH)が1.3%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.3%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.3%、保利地産(600048/SH)が1.2%、中国人寿保険(601628/SH)が1.1%など。


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